ボアアップに使ったワケあり、要検証パーツについて見ていきます。
まず、主役のシリンダ・ピストンですが、以前、「
白煙を吐くタイカブエンジン」から下したパーツ一式です。

当面使わんので、軽く防錆処置して倉庫内に置いていたところ、シリンダのケツというかケースとの接合面が茶色になっていた!
そのまま遊ばせとくと本格的に使えなくなりそうで、砥石で錆を落として室内保管していました。
そもそもこのセットの白煙吐きの原因ですが、取外し時によく見ると、
2本のオイルリングのあい口が揃っていました。
これ、シリンダ装着状態では確認できず、取り外すときに初めて目にしてビックリ!
おそらくこれが白煙の原因だったのだろうとモヤモヤしながら日々過ごしていた(ウソ)のですが、ようやく検証の機会が訪れたわけです。
次、オイルポンプ。

CD90から取り外した中古品ということで購入しました。
細くて読みにくですが、鋳出し記号は「GF6」。

パーツリストに載っている「GBG」に統合?される前のオイルポンプなんでしょうねえ。
ともかく、これを装着。

スタッドも交換するので標準品を取り外します。

で、7㍉スタッド。

これは個人的に隣国から取り寄せたパーツで、純正シールは貼ってありますがネジ部までしっかり塗料が付いた感じで、怪しさ満載(爆)
中華スタッドというと、過去のエンジン組みで
ひどい目に遭いそうになりましたし、手で回して入っていかないようだと捨てなきゃなりませんねえ(笑)
同じくノックピン。

見た目は問題なさそうですが、1度抜いたノックピンがうまく入らないことがあるように、手で入っていかないようだと不合格です。
続いてヘッド。
中古で購入時に
排気バルブがイカれてました。
出番のないままでしたが、今回の使用にあたり吸排気ともに交換。
これも新大洲の互換品と言われているパーツです。

形状は多分同じ、普通につきましたが、もともとダメージがあったのはバルブだけかどうか・・・
さらにカム周り一式。

これも新大洲のパーツから持ってきたデコンプカムです。
こんなパーツの集大成で組みあがりました。
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